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いぶり自然学校について

いぶり自然学校は、「北海道らしい自然体験文化の創造」と「北海道における持続可能な地域社会の創出」を使命とする特定非営利活動法人ねおす(1999年設立)の胆振支部として、2008年に登別市内で産声を上げました。

特定非営利活動法人いぶり自然学校について

 いぶり自然学校は、「北海道らしい自然体験文化の創造」と「北海道における持続可能な地域社会の創出」を使命とする特定非営利活動法人ねおす(1999年設立)の胆振支部として、2008年に登別市内で産声を上げました。

 2009年からは苫小牧市内に拠点を移し、胆振地域の他団体と協働しながら、小学生を対象にした自然体験活動・アフタースクールや幼稚園での保育活動、幼児から大人までの幅広い層を対象にした自然・文化・地域産業を生かした体験活動のプログラム企画・実施するだけではなく、胆振管内の地域づくりや人材育成、森づくりボランティアのコーディネートやグリーンツーリズム推進など様々な事業を展開してきました。

 これらの活動を通して、子どもの社会性や感性を育む意義や効果の普及啓発だけではなく、保護者やその場と機会を提供してくれる支援者との関係性を深め、「自然と人、人と人、社会と自然」の豊かな出会いの場と機会を創出し、それらに対する地域内のニーズの高まりも生み出してきました。

 一方で「北海道における持続可能な地域社会の創出」の使命を果たすために、自身の住む地域に愛着を持ち、地域の特性に合わせた自然体験活動の場と機会を創出できる人材の育成と地域住民の気運の醸成・地域からの情報発信がより一層必要であり、それらの仕組みを胆振地域で整えていきたいという思いが強くなり、2015年1月、いぶり自然学校はねおすから独立し、胆振管内を中心にNPO、企業、団体、行政等と連携を図り、地域で活動する自然ガイドやインタープリターはもとより、子どもの自然体験活動指導者、ボランティアと協力しながら、より地域に根ざし、多様なニーズにきめ細やかに応える自然体験活動を推進することを目的とした特定非営利活動法人いぶり自然学校を設立することといたしました。

法人概要

名称 特定非営利活動法人いぶり自然学校
設立 2015年1月
住所 泉サイト(事務拠点):

〒053-0047 苫小牧市泉町(いずみちょう)1丁目5番6号
JR苫小牧駅北口から車で約10分の場所にあります。

いわゆる「事務所」として、固定電話の設置・郵便物の受け取りや各種書類の管理などを進めるほか、各種プロジェクトの事務局機能、あるいは打ち合わせ会場、コミュニティスペースとしての機能も充実させていく予定です。
(東胆振子どもグリーンツーリズム推進連合会、苫東・和みの森運営協議会、自然体験活動指導者ネットワークえんりっと、第12回森のようちえん全国交流フォーラムin北海道実行委員会、第4回狩猟サミット実行委員会事務局はこちらとなります)

植苗サイト(活動拠点):

〒059-1365 苫小牧市植苗(うえなえ)565番地1
屋外庭園施設「イコロの森」管理棟内

新千歳空港から車で15分の場所にあります。豊かな森に囲まれているおしゃれな建物の一部をお借りしました。ウトナイ湖を始めとする苫東地域や東胆振周辺、支笏湖や千歳・恵庭などの生産地に近いのが特長です。主に週末や長期休業を活用した自然体験活動事業と、活動に必要な各種道具や備品、工具などを保存・設置します。

電話 0144-82-7860
Mail iburi.natureschool@gmail.com
事業内容 1.環境・自然に関わる学習プログラムの情報の収集と提供
2.子どもや大人、および高齢者、障害者への自然体験活動の実施提供
3.胆振地域での自然体験活動に関わる人材の育成と新たな雇用の場の創出
4.自然体験活動に関わる団体、個人の相互の情報交換や活動の支援
5.自然体験活動に関わる調査、研究
6.その他、この法人の目的を達成するために必要な事業

アクセス

泉サイト

〒053-0047 苫小牧市泉町(いずみちょう)1丁目5番6号

最寄り駅
JR駅
苫小牧 約3.2km 徒歩で約39分
最寄りバス停
道南バス苫小牧市内路線バス
  住吉1丁目 徒歩で約5分
植苗サイト

〒059-1365 苫小牧市植苗(うえなえ)565番地1

最寄り駅
JR駅
植苗駅 約2.5km 徒歩で約29分
車で国道36号線(札幌方面より) 「味の大王 総本店」を右折 約8分(6km)
道央自動車道
- 新千歳空港ICより約12分(約8km)
- 苫小牧東ICより約15分(約12km)
- 千歳ICより約25分(約20km)

沿革

2007年 いぶり自然学校の前身である「NPO法人ねおす登別事務所」開設
 登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山内に事務所を構え、ふぉれすと鉱山の活動を手伝いつつ「イエティくらぶ登別校」や苫小牧市の「学校法人原学園ひかりの国幼稚園」での森のようちえん「森っこクラブ」などを展開する。
2008年 登別市の亀田公園内に事務所を移動。
企業内起業という形で「いぶり自然学校」としての活動をスタート。
登別市より雇用創出推進事業「アウトドアガイド養成講習」を受託し、北海道アウトドアガイド制度(自然ガイド)のカリキュラムにあわせた講習を展開する。
ひかりの国幼稚園における正課の保育講師として活動をはじめる。
また、農林水産省が推進する「子ども農山漁村交流プロジェクト」の北海道ブロックコーディネートの一端を担い、「田舎で働き隊!」のフォローが始まる。
2009年 苫小牧市東部地区(苫東)で開催された第58回全国植樹祭の跡地利用を考える推進委員会に関わり、「和みの森基本構想」を策定し、北海道へ政策提言を行う。
国立青少年教育振興機構の発行する「学校で自然体験を進めるために」を執筆したり、大樹町の子どものための自然体験活動プログラムの作成業務を受託するなど、これまでの活動が各方面へとノウハウ移転がなされるようになる。
2010年 登別駅前に事務所を移動し、苫小牧市体育協会との恊働事業の開始等、徐々に広範囲での活動が展開できる体制を整える。
「苫東・和みの森運営協議会」を設立させ、その事務局を担う。コープさっぽろ「未来の森づくり基金」の採択を受け、苫東・和みの森に作業用コンテナを作成し、設置する。また、コープさっぽろ「トドックBDF車パレード」によるギネス記録認定に協力する。
2011年 苫小牧市内に事務所を移動する。東日本大震災の時は、事務所を北海道内のボランティアが物資をデポしたり逗留するための拠点として提供する。
福島第一原発事故による子どもへの影響を軽減するための活動「ふくしまキッズ」の北海道受け入れ総括責任者として年間500人以上の子ども達の受け入れ体制を構築する。
それにあわせて「むかわ町交流人口推進穂別協議会」の設立を支援する。
2012年 厚真町教育委員会が主催する「放課後子ども教室」開始に立ち会い、NPO法人ねおすからのディレクター派遣とそのフォローが始まる。
苫小牧市内および市外の小中学校向けの自然体験プログラム提供依頼が増えてくる。また、苫東・和みの森を活用した森林整備プログラムの開発が進む。
2013年 むかわ町の地域おこし協力隊研修事業を受託することをきっかけに、小中学校の農家民泊コーディネートが始まる。
「東胆振子どもグリーンツーリズム推進連合会」を発足させ、農林水産省「都市農村共生・対流総合対策交付金」の採択を受ける。
環境相が主催する「ESD KIDS FES!!!」に参加し、苫東・和みの森の活動に集まる子どもによるプレゼンテーションがグランプリである「環境大臣賞」を受賞する。
2014年 大樹町地域おこし協力隊研修事業を受託する。和みの森における修学旅行受け入れが600人を超え、100人以上のボランティアをコーディネートする。
CONEトレーナーの資格を獲得し、各地でCONEリーダーの育成プログラムを展開する。くにたち森のようちえん「谷保のそらっこ」の受け入れが始まり、全国でも珍しい「旅する森のようちえん」モデルを構築する。
2015年 5年に渡って続けられたふくしまキッズが終了し、フェアウェルパーティーでは全国から900人以上の動員に関わる。
「環千歳空港子どもグリーン・ツーリズム推進協議会」「イコロの森を育てる会」など、地域資源をツーリズム素材へと変換させる団体の活動をスタートさせる。
4月23日にNPO法人として登記され、事業型NPO法人として独立する。
2016年 これまでいぶり自然学校の活動を支えてくれていた山田由美子が卒業し、星山侑佳・井上亜紀代がスタッフとして加わる。
第4回狩猟サミット事務局長や第12回森のようちえん全国交流フォーラムin北海道実行委員長など、大きなフォーラムの運営を任され、全国にわたる実践者と交流を促す一方、苫小牧市植苗にある「イコロの森」に活動拠点を設置したり、事務所を日吉町から泉町に移すなど、ハード整備を積極的に進める。